2012年8月14日火曜日

うどん屋の演出について

まぁまぁおいしいうどんを出す「あつまり」さんは閑古鳥
それほど美味しくないうどんなのに大行列の「竹清」
お店に5千万以上かけて立地も店内装飾も本格的な丸亀製麺栗林店。しかし閑古鳥。

前々から思っていましたがうどん屋さんはうどんの味だけがお客を呼ぶ訳ではないと思います。
店内を綺麗にお金を掛けて立派にすればお客が来るのかと言えば必ずしもそうじゃないと思います。
昔オンボロ小屋で大繁盛していた池上製麺所が香川町に移転して建物が立派になったけどお客さんの反応は悪くなりました。皆さんおっしゃっていたのは「建物にお金を掛け過ぎ」ということです。
立派でもだめ、お金を掛けなくてもダメ。じゃぁどうすればいいのか?

それほど難しい事ではないと思います。
「演出」です。
オンボロ小屋はそれなりに演出が上手く行っていればお客様に不快感は与えません。
目的はうどんを食べることなので衛生的で早く目的のうどんにありつければ成功なのではないでしょうか。

お客さんが満足するのは豪華で立派な建物ではないと思います。
そしてうどんが美味しいということは必須条件です。
不味いうどんなんか論外だと言えます。

また、観光客やお盆に県外のお客さんを案内したいニーズはあります。
普通の一般店も良いのですが、ここは出来れば一風変わったうどん屋さんに連れて行きたいところです。その変わったうどん屋さんがどういうものかというと
「店が古い、店主に個性がある、システムが変わっている、うどんが飛びぬけて美味しい」
などです。
絶対間違ってはいけないのは「店が古い」ことと「店が汚い」ことは全く違います。
古くても良いですが清潔でなければなりません。
店主が変わっていても良いのですが決して横柄であってはならない。
システムが変わっている事はとても難しいのですが効率的でなければならない。
お客様に負担を強いてはならないと思います。

このように既存のお店によって新しいお店を始めるのに大変参考になる事が沢山あります。
もうイメージでは完成しているのであとは時間とお金次第です。

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